自動車検査

検疫検査(バイオセキュリティ)

自動車

当社は、ニュージーランド第一次産業省(MPI)、オーストラリア農林水産省(DAFF)の認定機関として各国の定める基準に適合した中古自動車の船積み前検査を行っています。当社検査員が専用施設で目視検査を入念に行うことで、輸入国における自然環境や動植物の生態系保護に寄与しています。

中古農業機械

当社は、日本政府・農林水産省(MAFF)の登録検査機関として、EU・英国向け中古農機等について、輸出相手国の植物検疫要求に適合しているかどうかを確認する輸出検査(目視検査)を行っています。輸出相手国への病害虫の侵入を未然に防ぎ、同国の農林水産業の発展を支えています。

船舶

当社は、2009年より米国農務省(USDA)とカナダ食品検査庁(CFIA)の承認を受け、船舶の実地検査を寄港地で行い、アジア型マイマイガ(規制対象のLymantria moth)不在証明書を発行しています。

車体構造検査

ニュージーランド運輸庁(NZTA)の認証を受けた当社の資格保有者によって、同庁のガイドラインに沿った検査を行っています。この検査を行うことで、安全性が高く良質な車両を現地に提供しています。

走行距離計検査

走行距離の流通履歴と実車との照合確認を行い、中古自動車の輸入や売買における信頼性を高めています。マルタ共和国運輸省は日本から同国に輸出される車両を対象に、当社による本検査を義務付けています。

車両性能検査

当検査は、フィジー共和国、パプアニューギニア独立国、モーリシャス共和国、スリランカ民主社会主義共和国の政府機関から当社が認定を受け、日本国内の自動車継続検査(車検)と同等の技術と設備で行っている検査です。車両性能の安全が確認された自動車が輸出されることで、相手国の交通安全向上に寄与し、安全な街づくりに貢献しています。

検疫熱処理

害虫駆除を目的とした日本の検疫熱処理施設として、当社は、ニュージーランド第一次産業省(MPI)、オーストラリア農林水産省(DAFF)、フィジー共和国検疫機関(BAF)の認証を得ています。特にニュージーランドの農産物に害を与える最大の課題であるカメムシの駆除に貢献しており、同様な問題を抱える国・地域の自然環境保護に寄与しています。

特許

当社の検疫熱処理施設は輸出前の自動車に付着している害虫を高温で殺処理するために開発され、本施設は日本、ニュージーランド、豪州、韓国、米国、EU、およびタイで特許取得済み、もしくは出願済みです。

日本の特許情報

特許番号 第3219195号 第6615967号
発明の名称 自動車の高温害虫駆除装置 自動車の高温害虫駆除方法
特許の登録日 2019年11月15日